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川崎市「小田栄駅」で3月1日に新たな商業施設オープン。川崎南部は今後検討の価値アリか?/健美家

2024/01/25 不動産ニュース

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川崎南部で商業施設が集まっている小田栄駅の周辺エリア

ヒューリックとイトーヨーカ堂およびセブン&アイ・クリエイトリンクトの協業・連携によるプロジェクト

LICOPA川崎 完成イメージ図

新商業施設「LICOPA川崎」の完成イメージ図。ヒューリックとイトーヨーカ堂およびセブン&アイ・クリエイトリンクトの協業・連携によるプロジェクトだという。

 

※引用:ヒューリック

 

 

 

川崎南部で商業施設が集まっている小田栄駅の周辺エリア

 

 

デベロッパーのヒューリックは、神奈川県のJR南武線 小田栄駅(おださかええき)から徒歩約5分の場所で、新商業施設のLICOPA 川崎をオープンすると発表した。

 

 

小田栄駅は南武線 浜川崎支線の駅で、川崎駅から南武線で4駅8分の場所にある。川崎駅から見た方角は南だ。

 

 

1つ隣の浜川崎駅周辺は工場や倉庫が多く建っている街なので、小田栄駅の周辺は「南川崎における住宅街の南端」という言い方ができるだろう。

 

 

浜川崎駅の様子


浜川崎駅の様子。周辺での交通手段は車が主であり、乗降客で賑わうような駅ではない。そのせいか、駅の施設も古くなっている箇所が目立つ印象だ。

 

 

なお、川崎駅から小田栄駅へ行くためには、川崎の隣にある尻手(しって)駅で乗り換える必要があるため、電車での移動はあまり便利なエリアではない。

 

 

小田栄駅の周辺から電車で東京方面へ行くとしたら、北西にある八丁畷(はっちょうなわて)駅で京急線に乗るのが妥当だろう。

 

 

乗降客数が多いわけでもなく、小田栄駅の周辺は川崎駅の周辺にある住宅街の1つといった印象だが、駅前には3つの商業施設が建っている。

 

 

1つ目は「コーナン川崎小田栄モール」だ。こちらはホームセンターのコーナンが主なテナントであり、そのほかに、子ども服店の西松屋・家電量販店のノジマ・リサイクルショップのハードオフなどが入っている。

 

 

2つ目は「イトーヨーカドー川崎店」だ。イトーヨーカドーのフロアのほか、専門店としてモスバーガーやリンガーハットなどの飲食店に加え、ABC-MARTやヤマダ電機などのテナントが入っている。

 

 

イトーヨーカドー川崎店

イトーヨーカドー川崎店。Googleの口コミを見ると、2024年1月時点で1,600件以上の口コミが集まっており、利用者の多さがうかがえる。

 

※引用:イトーヨーカドー

 

 

 

3つ目はスポーツ用品店の「スポーツ デポ 川崎店」で、その隣にはファミレスが建っている。

 

 

1つ1つはそれほど大きな商業施設ではないが、この3つが小田栄駅の近くに固まっている、というのがポイントだ。

 

 

なぜかというと、川崎駅東口の繁華街を抜けると、東側・南側にはロードサイド店舗が点在しているものの、固まっているエリアというのは他にない。

 

 

必然的に、小田栄駅の周辺には、川崎の東や南に住んでいる人が集まってくることになる。

 

 

 

地域密着型商業施設として3月1日にオープン予定

 

 

今回同社が新商業施設を開発した場所は、イトーヨーカドーのすぐ隣だ。

 

 

LICOPA 川崎店 位置図

LICOPA川崎店の位置図。すぐ南側にコーナン川崎小田栄モールが建っている。

 

※引用:ヒューリック

 

 

 

同社によると、LICOPA川崎は、広域なエリアから人を集めるというよりは、狭域エリアからの集客を目指した地域密着型店舗となるようだ。

 

 

建物の規模は2階建てで敷地面積が約6,570㎡、店舗面積が約4,711㎡とのこと。商業施設の規模としては中規模といったところだろうか。

 

 

LICOPA川崎 内観イメージ図

プレスリリースに掲載されている内観のイメージ図。来客の滞在時間が長くなることを想定しているとも予測できるだろう。

 

※引用:ヒューリック

 

 

予定されているテナント数は14店舗で、主なテナントは以下の通り。

  • コメダ珈琲
  • スシロ―
  • 日高屋(中華料理チェーン店)
  • 国産牛焼肉 くいどん(焼肉屋)
  • ゴルフ5(ゴルフ用品店)
  • 明光義塾(個別指導学習塾)

 

 

上記のほかに小児科や内科といったクリニックが4つ入る予定。飲食店の予定テナントを見ても、ファミリー層の集客を意識したものになっていると言えるだろう。

 

 

LICOPA川崎がオープンすれば、周辺からの集客が今以上に増えることが期待される。

 

 

川崎駅というと、投資家目線で見ても入居者目線で見ても人気が高いエリアだが、小田栄駅周辺のように、少し離れたエリアなら検討の価値もあるのではないだろうか。

 

 

 

取材・文:秦創平(はたそうへい)

 

 

 

 

 

 

引用元:【川崎市「小田栄駅」で3月1日に新たな商業施設オープン。川崎南部は今後検討の価値アリか?|不動産投資の健美家 (kenbiya.com)

 

 

 

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